osiire’s blog

ふしぎなそふとやさん

PPL2009行ってきた

3/9,10,11とPPL2009に参加して来た。もう書かないと忘れそうなので、メモと感想。ちなみに、私のポスター資料はこちら(http://www.itpl.co.jp/PPL2009.ppt)

  • まずは吉田氏と藤田氏の招待講演が楽しかった。吉田氏の話を聞くと、id:keigoiさんがやってるセッションタイプの研究がいかに大事な事なのかよく分かった。やっぱり国際論文誌の出すべきですよ。> keigoiさん。藤田氏のGCとの戦いの話も素晴しい。やっぱり世界No.1のものをつくるには情熱とかみさんのシビアな要求(?)が必要ってことですね。
  • 個人的には shift/reset 推進委員会の方々の発表が、応用に直結するので興味深く。ただ、MinCaml+SPARCPowerPCに直接実装したコントロールオペレーターがメモり食いなのが心配。早くOCamlに実装されないかなー。ocamloptで使えたら速攻使うのに。あと、「証明木をGUIで」の方には拙作のamthingを推しておきました。
  • id:camlspotter氏と初めてお会いして雑談。OCamlユーザー会開きたいねという話とか、Obj.magicの話など。とても気さくな方で楽しかったデス。
  • ヒビルテのsakaiさんによるCFrogeの実用的なお話も勉強になった。そもそもFroge知らなかった(!)し。Alloyとかも試さなきゃ。
  • 発表賞を取られた森畑さんの話を聞いて、GCHのRULESプラグマがいかに黒魔術かという事だけは分かりました。
  • Fortress最適化問題を解いておられる方がいた。というか、Fortressは全部並列らしい。すごい。やっぱり将来的にはそーゆー方向に向かいますよねー。(concurrent cellとか作ってる自分が空しくなるけど、見ない事にする。)
  • 全然分からなかったけどλc2ηすごそう。

他にも、k.inabaさんとSetモジュールの話をしたり、某ネット企業の方とJavaの話をしたり、帰りの電車でGemmaさんとWebの将来について話し合ってみたり。私にとっては年一回のアカデミックな方々との交流ができる場で、今年も堪能できて幸せでした :P